脳科学者としてテレビ多数出演し著書も豊富な中野信子氏に対してシュナムル氏がデマをばらまき、今も訂正していないので、正しい情報を広めるためにまとめます。
以前から厳しく中野信子氏を批判していたシュナムル氏
「脳科学者」の肩書でエセ科学言説を垂れ流す中野信子の口にガムテを貼って黙らせてくれる人がいたら1000円払ってもいい。
— シュナ (@chounamoul) March 3, 2015
@meronice777 少なくとも脳科学じゃないね。あの人の経験則でしょう。
— シュナ (@chounamoul) March 3, 2015
@meronice777 実際喋ってることは脳科学じゃなく心理学風味の話だけど、それにしても科学的に証明されたわけでもないことを断定的に喋りすぎ。
— シュナ (@chounamoul) March 3, 2015
昨日のクロ現、見てないけど出演者に「中野信子さん (脳科学者)」という時点でもうあらゆる葛藤を「男女の脳の違い」という捏造エセ科学で片づけようとする最悪の代物になってる予感しかしない。
— シュナ (@chounamoul) June 7, 2016
しかし政府のコロナ対応に対する不信と怒りが世の中で高まってるのに呼応して、最近やたら「責めるな、怒るな、怒る奴は中毒だ」みたいな言説が一部の界隈から発信されてるの、分かりやすいっちゃ分かりやすいよな
— シュナ (@chounamoul) April 10, 2020
ここまでなら批判の範囲としてセーフだったかもしれない
かなり厳しい内容とはいえ、誹謗中傷と否定的な論評や批判の基準は明確ではなく、脳科学者として意見を言ったり、本を出せば誰であっても批判することが出来るのが健全な社会だと思います。
ただしそれは事実に基づいていることが前提です。
中野信子氏は論文を出していないと批判するシュナムル氏
もう何度か言ってんですけど、中野信子…さんは研究して論文書いてジャーナルに載せるという真っ当な研究活動をしているプロの脳科学者さんじゃないので。学生時代に勉強された脳科学をジェンダー俗説に結び付けて面白く語る芸を得意とする作家兼タレントさんなんで。そこきちんと説明しないと。
— シュナ (@chounamoul) June 7, 2016
まともな研究実績ほぼ絶無で脳科学者を名乗ってテレビ受けする俗説心理学を流布する芸人さんなんですけど、脳科学を胡散臭いものした筆頭功労者ですね。
— シュナ (@chounamoul) November 25, 2017
悪に魂を売った科学者が俗受けするエセ科学言説でお金を稼ぐケースはよくあるが、そもそも科学者としての研究実績がないのに堂々と「脳科学者」を名乗りながら俗説心理学でご飯を食べるあの人のケースは、まさに無から有を生み出す錬金術である
— シュナ (@chounamoul) March 2, 2017
もう何度か言ってんですけど、中野信子…さんは研究して論文書いてジャーナルに載せるという真っ当な研究活動をしているプロの脳科学者さんじゃないので。学生時代に勉強された脳科学をジェンダー俗説に結び付けて面白く語る芸を得意とする作家兼タレントさんなんで。そこきちんと説明しないと。
— シュナ (@chounamoul) June 7, 2016
しかし旧姓で探せば論文があるとの情報が寄せられる
旧姓の原さんで検索すると3件ありました。
その方で合っているのかはわかりませんが…。— すし (@iVKWkJsBqheoLE1) July 11, 2020
2017年のは全然分野が違うので、2007年のNeuroreportと2006年のNeuronの2本がそれなんですかね。
— シュナ (@chounamoul) July 11, 2020
検索結果
検索結果から論文のタイトルとそれをgoogleで翻訳した結果を記載します。
2006 “Task-guided selection of the dual neural pathways for reading”
「読書のための二重神経経路のタスクガイド選択」
2007 “Functional neuroanatomy of speech processing within the temporal cortex ”
「側頭皮質内の音声処理の機能的神経解剖学」
2017 “Efficacy of switching to dolutegravir plus rilpivirine, the small-tablet regimen, in patients with dysphagia: two case reports ”
「嚥下障害患者におけるドルテグラビル+リルピビリン、小錠剤レジメンへの切り替えの有効性:2症例報告」
タイトルだけでも2007年のものは脳科学の分野に関係しているのは分かりますね。
また、シュナムル氏が「全然分野が違う」とした2017年の論文ですが、嚥下障害は
「脳血管疾患(=脳卒中)」、または「パーキンソン病」に代表される神経と筋肉の伝達異常が生じる「神経筋疾患」が原因の可能性があります。
と検索すれば、脳科学と全然分野が違うというのが全く当てはまらないことが分かります。
最後の問題はこれが本当に中野信子氏の論文なのか、同姓同名の赤の他人のものなのかということです。
というわけで、問い合わせてみた。
シュナムル氏のデマを立証するため、中野信子氏のマネジメント会社である㈱ビッグベンに問い合わせをしてました。
すると、予想通り
「中野信子の苗字は『原信子』です。Twitterで批判されている方々も論文は結婚前(旧姓で発表)と考えてみる冷静さがあればと思いますがそうはならず残念。論文は出しておりますのでネットでの批判は全く当てはまりません。」
という主旨の返信を頂きました。
シュナムル氏の中野信子氏批判は事実に基づかない真っ赤な嘘であることで確定です!
シュナムル氏も論文の存在にさすがに認識したはずですが、これまでの発言の撤回や謝罪を行っておりません。
セカンドレイプ事件やセクハラ・モラハラ事件の時と同じですね。
また過去には河野太郎大臣から直々フェイクニュースを指摘されたこともありましたが、自分の間違いを認めませんでした。
なぜ旧姓での論文発表の可能性に気づかなかったのか
シュナムル氏はフェミニストを自称し、夫婦別性の導入に賛成の立場を取っています。
苗字が変わると過去の研究実績が参照しにくくなるから旧姓を使っている可能性くらい、京大理系の大学院卒でフェミニストを自称する人なら簡単に思いつきそうなものですが不思議ですね。
恐らくシュナムル氏は他人に賞賛されたいだけでフェミニズムについて真面目に考えたことなどないのでしょう。
京大卒については、有名なシュナムル氏研究家の「暇な空白」氏のnoteをご覧ください。
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